【3分で解決】NFTアートとは?特徴やメリット・デメリットを解説
・NFTアートってなに?
・注目されている理由は?
・メリット・デメリットを教えて!
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
仮想通貨ブログ31記事で初収益、NFT投資1ヶ月で+20万円の含み益を達成した、僕が解説していきます。
また、NFTアートを始めるには、仮想通貨取引所の口座が必要です。
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1. NFTアートとは?
結論として、NFTアートとは、NFTとデジタルアートを組み合わせたものです。
ここからは、NFTとデジタルアートを分けて深掘りしていきます。
まず、NFTとは「Non Fungible Token」の略で、翻訳すると「非代替性トークン」という意味になります。
- 非代替性:替えが効かない唯一無二の存在であること
- トークン:ブロックチェーン技術を用いて作られた仮想通貨のこと
例えば、普通の野球ボールは「代替性」です。
なぜなら、替えのボールはいくらでもあるからです。
では、その中の野球ボール1つに、有名プロ野球選手のサインが入ったとしましょう。
すると、これは「非代替性」へと変わります。
なぜなら、替えが効かない価値あるものになったからです。
そして、ブロックチェーンとは、そのサイン入り野球ボールが複数人で監視されていることにより、偽物では無く本物だと証明できる技術のようなイメージです。
次にデジタルアートとは、PCやタブレットなどのデジタルデバイスを使って作成されたアートです。
デジタルアートの具体例
- 有名人が書いたイラスト画像
- 人気歌手の音源
- 有名クリエイターのアニメーション動画
まとめると、NFTアートとは「ブロックチェーン技術を用いた代替不可能なデジタルアート」です。
2. NFTアートが注目される理由
結論として、価値が認められ、巨額で売買されているからです。
中でも、特に注目されているNFTアート(コレクション)を3つまとめました。(2022/5 現在)
- 1. Crypto Punks
- 2. Bored Ape Yacht Club(BAYC)
- 3. STEPN
それぞれ解説していきます。
1. Crypto Punks
こちらのNFTアートの特徴は、その高額な売買です。
下記の「CryptoPunk #5822」は、なんと約25億円で売れています。
価値が高い理由としては、最も古いNFTアートだからだそうです。
歴史が古いため、「NFTアートの代表作と言えばこれ!」といった感じです。
ちなみにリリースは2017年6月で、当時はガス代のみで買えました。
仮にその時買っていれば…今ごろ億万長者ですね。
2. Bored Ape Yacht Club(BAYC)
こちらのNFTアートの特徴は、最も価値がある点です。
作品数は1万体と限らており、取引量は約2千億円です。
リリースは2021年4月で比較的新しいにも関わらず、「マドンナ」や「ジャスティン・ビーバー」といったセレブ達に購入され、一気に火が付きました。
さらに、2022年6月には映画化も決まっており、今もっとも勢いのあるNFTアートと言えます。
3. STEPN
こちらは、歩いて稼げるアプリです。
やり方は、スマホにアプリをダウンロードし、靴のNFTを購入して実際に歩くだけです。
すると、歩いた分に応じて、仮想通貨であるソラナ/ソル(Solana/SOL)を稼ぐことができ、日本円への換金も可能です。
中には、1日で数十万円を稼ぐ人も出てきており、今後続くかどうかは未だ不透明です。
しかし、「健康+稼ぐ」の分野はとても高く評価されており、新たなサービスの誕生が期待されています。
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3. NFTアートのメリット・デメリット
それぞれ3つあるので、解説していきます。
NFTのメリット3つ
- ①不正や改ざんができない
- ②誰でも自由に売買できる
- ③クリエイターへ公平な報酬が支払われる
①不正や改ざんができない
これは、ブロックチェーンの技術にあります。
これは、1つ1つのデータを複数の端末が連携して管理・監視している分散型でできています。
文字通り「ブロック=あらゆるデータの集まり(端末)」を、「チェーン=鎖のように繋ぎ合わせる」のイメージ。
これにより、誰かがデータを不正にコピーすればすぐバレます。
また改ざんしようにも、分散されたすべての端末(ブロック)にアクセスしなければいけないので、ほぼ不可能となるわけです。
②誰でも自由に売買できる
これは、NFTマーケットプレイスにより可能になりました。
NFTマーケットプレイスとは、誰でも手軽にNFT アートの作成、出品、購入ができるプラットフォームのこと。
代表的なものに「OpenSea」などがあります。
これらは、ウォレット(MetaMaskなど)と仮想通貨(イーサリアムなど)があれば、誰でも手軽に参加できるようになりました。
中には数十億円の規模で、売買されるNFTアートもあります。
③クリエイターへ公平な報酬が支払われる
これは、ロイヤリティの設定ができるようになりました。
ロイヤリティとは、二次販売された際に、NFTクリエイターへ支払われる報酬の割合のことです。
今までは二次販売でいくら転売されても、クリエイターへの報酬は0円でした。
しかし、ロイヤリティを設定することにより、二次販売以降の全ての取引に対して報酬が支払われるようになります。
従来は立場が弱かったクリエイターが、公平に評価され、活躍できる場ができたということです。
これは「クリエイターエコノミー」と言われる、自由な表現で収入を得ることができる経済圏の発展に繋がります。
NFTのデメリット3つ
- ①価値が下がる可能性がある
- ②著作権は手に入らない
- ③手数料が高い
①価値が下がる可能性がある
これは、仮想通貨(暗号資産)の値動きに依存するということです。
例えば、イーサリアム(ETH)でNFTアートを購入した場合、イーサリアムの市場価格が下がると、購入したNFTアートの価値も当然下がります。
仮想通貨の値動きは日々激しく、不安定の為、投機的な要素がまだまだ強いということを十分理解しておきましょう。
中には「数カ月で価値が半減した」といった事例もあります。
将来性は高いかもですが、あくまで自己責任の世界だということを忘れてはいけません。
②著作権は手に入らない
これは、基本的にNFTアートはニ次創作や商用利用といったことはNGです。
なぜなら、著作権があるからです。
NFTアートは唯一無二の価値を証明できる為、「購入してしまえば著作権も自分のもの」と勘違いしてしまいがちですが違います。
著作権はたとえ、作品が繰り返し売買されようが、オリジナルのクリエイターに帰属することになります。
しかしクリエイターによっては、二次創作や商用利用がOKな場合もあるので確認してみましょう。
③手数料が高い
これは、「ガス代」と呼ばれる手数料が高い問題です。
これは、特にイーサリアム(ETH)取引時に発生し、需要やネットワークの混雑状況によって常に変動しています。
ちなみに、僕が初めてNFTアートを売ったときの手数料は約16,000円、買ったときの手数料は約3,400円でした。
問題の解決策としては、ポリゴン(MATIC)で取引するとガス代が0円にできるのでおすすめです。
まとめ
本記事の内容
NFTアートについて、初心者向けに徹底解説していきました。
続けて、「NFTアートを売買したい!」という方は、下記の記事「【5ステップ】NFTアートの始め方を徹底解説【190枚画像付き】」からどうぞ。
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